我が家では小学校入学前の段階でいわゆる特別な「幼児教育」は一切行っていませんでした。個人的に自分自身がそのような教育を受けなかったこともあり必要性を感じていなかったこともありますが、共働きでもあり十分な時間も取れませんでした。

小学校入学前の第一の目標は、毎日机に向かい、一緒に勉強する習慣を身つけることでした。

ご飯を食べる、歯を磨く、お風呂に入るなどの他の毎日の習慣と同じように、勉強をするという時間を毎日設けることで自然と習慣化してしまうことが小学生までに大切なことと考えておりました。

保育園年長組に上がった頃から、

  • ひらがな、カタカナ、一年生の漢字を正しくかけるようにする。
  • 数を数えること、足し算、引き算ができるようになること。

などを念頭において家庭学習を開始し、併せて公文の教室に通うことにしました。

公文

自宅近くの教室に週2回通いながら算数、国語を少しずつ進めました。ただ教室に通えば良いかと言うともちろんそう言う訳ではなく、子供のタイプに合わせて親がフォローしてあげる必要があります。

我が家の子供達は上の子は「理解はゆっくりでも一度理解するとあまり忘れないタイプ」で下の子は「理解は早くどんどん進められるけれど、忘れるのも早いタイプ」とそれぞれ異なります。

もちろん同じ子供でも年齢によって理解の速さも学習の定着度も異なるでしょう。その子に合わせて取り組み方を工夫してあげるのが学習効果を上げるポイントのように思います。

毎日取り組めばどんどん先に進めることができますが、我が家では何度も同じ箇所を時間をあけて復習しています。

また一日分の教材には過去の教材をミックスして忘れてもまた勉強し思い出せるようにしました。

ある日の算数の学習例 | 教材D: 50-53, C: 170-173, B: 25-30

例えば進度が教材Dの場合でも復習として、同時に過去の教材も交えてやりました。そうすると以前より学習内容の定着度が上がるとともに格段にスピードが上がるようになりました。

子供にとっても復習の教材は少しずつ早くこなせるようになってきて、勉強の調子も乗ってくるとともに達成感もあるようでした。

1日の量を固定せず、苦手な箇所で時間がかかるところは無理せず少なめの量にして、また九九のように覚えてしまえば早く進められるところは枚数を増やしたりしました。

公文は同じようなドリル教材を他に自分で買いそろえる必要がなく、教室の先生に頼むと復習用の教材はいくらでもいただけたので大変助かりました。

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